<2019年度>東月寒教室フォトギャラリー

<2019.8.10>

季節をいける(3) 「蓮(ハス)を知る・触れる・いける」

 これまでもこども教室を続けている中で、できる限り色々な植物と出会う機会をと工夫を重ね、取り組んできました。様々な制約がある中で、できることは限られていますが、昨年、秋のことです。ふとしたことから「蓮(ハス)はどうだろうか?」という話になりました。こどもたちには難しくないだろうか。楽しくいけてもらえるだろうか? 等々考えて、今年度の計画を立てました。今年の私たちのこども教室の年間を通じてのテーマは、『季節をいける』です。ガーベラやカーネーションなどは一年を通じてほぼいつでも手に入ります。しかし、あえて特にこの季節ならではという花材を何回か入れてみようということに決めました。

 ご承知のように、植物の生育はお天気の影響が大きく、教室の開講日にピタリと狙いの植物が手に入るかどうかヒヤリとする場面もありましたが、何とか実行することができました。

 はやる気持ちを抑えて、格調高く『蓮の一種いけ』です。蓮の水揚げ方法を教えると、みんな、真剣そのもの。楽しめたでしょうか?

  花材/蓮(花① 開き葉②または③ 巻葉①)

<2019.7.6>

涼し気な演出で生活に潤いを!

 透明なプラスチック製容器をガラス器に見立て、そこにストローを詰めることで花留として使用しました。ストローはどんな花にも合うように淡い色彩のものを数種用意しましたので、各自、思い思いにストローの色合いや長さを調節して、まずは舞台装置の出来上がりです。次は、いよいよ役者(花や葉)の登場です。はたして、どの花が主役に抜擢されるのか? 名脇役は誰なのか?

「サァ、みんな、ディレクターになったつもりで演出しましょう!」

  花材①/撫子(ナデシコ) アスター キリフキソウ 

  花材②/撫子(ナデシコ) スカビオサ キリフキソウ キノブラン

  花材③/デルフィニウム マリーゴールド ゴッドセフィアナ

<2019.6.22>

季節をいける(2) 「野の花って?」 そして、「野の花と遊ぶ」

 ヒマワリと透かし百合は、いかにも夏にお似合いの植物です。前回、ヒマワリを使わなかった人はヒマワリがヒロインです。また、前回ヒマワリか芍薬をいけた上級者には透かし百合を取り合わせました。百合は四方についている蕾や花の向きを見極め、良い表情を引き出すのが難しいのですが、こどもたちに苦手意識は全くないようです。

 また、花器もそれぞれの力やお稽古の進み具合に合わせて用意しました。仕上げにトクサを用いることにより、作品にデザイン性と動きをつけられたと思います。なかなか素敵な作品になりました。ところで、N先生はこどもの頃、トクサを折りたたんで床の掃除や床磨きに使ったことがあるそうです。生活の知恵だったのですね。

  花材①/向日葵(ヒマワリ)スプレーカーネーション ゴッドセフィアナ かすみ草 砥草(トクサ)

  花材②/透かし百合 デルフィニウム キキョウラン または ドラセナ 砥草(トクサ)

  花材③/透かし百合 カーネーション 鳴子百合(ナルコユリ) 砥草(トクサ) 

  花材④/透かし百合 ガーベラ または スナップ ゴッドセフィアナ 砥草(トクサ)

<2019.5.18>

季節をいける(1)「春から夏への移ろい」

 この季節ならでは花材を使ってのお稽古です。とは言っても、何でも手に入るというわけではありませんから少し苦労しましたがお花屋さんの協力で取り合わせることができました。

 カンパニュラ(和名は風鈴草)と紅花(べにばな)は、春から夏にかけて咲く花です。ガーベラやスプレーカーネーションと合わせてならぶかたちをお稽古しました。上級者は、芍薬(しゃくやく)または向日葵(ひまわり)を主役に盛花 傾斜型のお稽古です。

  花材①/紅花(ベニバナ) スプレーカーネーション 笹葉ルスカス

  花材②/ガーベラ カンパニュラ ピットスポルム

  花材③/ギョリュウバイ 芍薬(シャクヤク)

  花材④/ギョリュウバイ 向日葵(ヒマワリ) ドラセナ

<2019.4.27>

まずは楽しくいけてみよう! いけばなの基本

 こうしてまた、年を重ねて教室を続けることができる喜びは、とても大きなものです。たった月に一度のお稽古ですが、いけばなを通じて感じられるそれぞれの成長を目の当たりにして、頼もしくもあり嬉しくもありなのです。この人たちがこれからの日本を担っていくのだなとしみじみ感じてしまいます。

 と、いうわけで令和の年もみんなで協力しながら頑張っていきましょう!

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